勉強時の姿勢、意識してますか??

メッドエース 真野です!!

 

最近朝晩が冷え込みますね…

お鼻の弱い僕はテッシュの手放せない時期が続いております…😢

入試シーズンが近づいています。体調を崩しやすい季節ですので皆さんも十分お気をつけください!

 


さて、私たち医学科4年生は年明けに大きな試験を控えていて、私も勉強で椅子に座る機会が増えてきました。

すると肩が凝ったり、目が疲れたり、、、

皆さんもそんな経験はないでしょうか?

最近は少しでも疲れないようにと姿勢を意識して勉強しています。

それに関連して、今回は悪い姿勢による悪影響についてです。

 

良い姿勢は、勉強した方が集中力が高まる、眠くなりにくい、ということが言われます。(真偽のほどは調査中です…)

一方で、悪い姿勢は、何に影響するのでしょうか?

筋肉の緊張や血行不良による不調などが考えられますが、特に目に与える影響について書いていきたいと思います!

 


まず、「悪い」姿勢の定義について。「悪い」姿勢といわれるものは二つに大別されると思います(注:個人的見解です)

  1. 勉強に集中するあまり、前かがみになってしまう『猫背タイプ』←要注意!!
  2. 浅く腰掛け、背もたれにもたれかかる『ふんぞり返りタイプ』

といったところでしょうか。

この二つのうち、目に特に悪い影響を与えるのは『猫背タイプ』です。

このタイプは一生懸命勉強する方に多い傾向がありますので、読者の皆さんは特に注意が必要ですよ!

なぜ目に悪いのか、それはズバリ「目が近い」からです。詳しい理由はこのあとで説明していきます。

問題演習の時間にでも周りを見渡して見てください。机と目の距離が20センチメートルくらいしか空いていない人が一定数いるかと思います。

(小学校時代の僕は、先生が近づいてくると、グッとノートに顔を近づけて、一生懸命やってるよ~~!!というアピールしていました笑)

 


目の構造

 

まず、目の構造について簡単に説明しましょう。

目の構造は、よくカメラに例えられます。

カメラは、レンズで光を集めて、センサーで光を捉えます。

人体でレンズの働きをするのは水晶体で、センサーとしての役割を持つのが網膜です。(僕が手書きした図を参考にしてください笑)

カメラの場合はレンズを前後に移動させることでピントを調整しますが、目の場合は水晶体の厚みを変えることで、光の曲がり具合を変えてピントを調節します。

人の目では、ぼーっとしている時(自然な状態)には遠くの方にピントが合っています。

近くのものを見る時にはピント調節筋(毛様体筋)が頑張って水晶体を厚くすることでピントを合わせています。

 


ピント調節筋の使いすぎによる一時的な視力低下

 

長い間手元を見続けていると、遠くの方が見えなくなることがあります。

これは、近くを見ている間、ピント調節筋(毛様体筋)がずっと収縮したために、痙攣を起こし緩み切らないからだと考えられます。

そのため、一晩寝る、点眼薬で疲れをとるなどすると、視力は元通りです。

これは「仮性近視」と呼ばれます。

 


近くを見続ける状態が毎日続くと不可逆的な変化が起こる

 

この状態が毎日続くと状況は変わってきます。

近くのものを見る機会が多いと、いつもいつも毛様体筋が収縮しなくてはならず、筋肉が疲弊してしまいます。

そこで目は考えるのです。

「そうだ!センサーを遠くに置いてやろう!」と。

すると眼球が長軸方向に伸びていきます。

こうすることで近い距離を見る時、毛様体筋はそれほど頑張らなくてよくなるのです。

これでめでたし、めでたし。とはなりません、、、

 

遠くのものを見る時はどうでしょうか。どれだけ筋肉が緩んでもピントが合わなくなってしまいます。

一度伸びてしまった眼球は、もう元には戻らないので、遠くを見る時はコンタクトレンズやメガネによる矯正が必要になります。

これは「軸性近視」と呼ばれるものです。この段階ではただ遠くにピントが合いにくい以外は正常で、病気という程ではありません。

(※頻度は少ないですが、水晶体が膨らむことで適応しようとすることもあるようです。)

 


眼球が伸びると目の障害が起こりやすくなる

 

さらに眼球が伸びると、センサーである網膜が引き伸ばされ、又、眼球の形が歪んでしまうこともあります。

こうなると「病的近視」といかにも危ない名前が付きます。

やがて網膜が出血したり、神経が障害されたりして、メガネで矯正しても視力がでなくなってしまうのです。

今は大丈夫でも、歳をとった時に失明してしまう可能性がグッとあがります。

 


まとめると

  1. 悪い姿勢(猫背タイプ)では目が近くなります。
  2. 近いところを見続けると、眼球が伸びてしまいます。(不可逆的な変化:一度伸びたら元には戻らない)
  3. すると、遠くのものにピントが合わない「近視」が進み、メガネやコンタクトが必要になります。
  4. さらに進行すると、「病的近視」となりメガネをしても見えないということになってしまうことがあります。

です。

若い時期は近視が進行しやすい為、勉強を頑張り始めた途端一気に視力が落ちる、ということも起こり得ます。

 

目は一生使うものですので、今悪くしてしまってはとても勿体無いです。

「ノートと目の距離を保つ!!!」

これだけで、目への負担が大きく減る可能性があります。

そしてなんと素晴らしいことに、目を離そうとしたら自然と背筋も伸びますね!これぞ「良い」姿勢!!笑

 

この文を読んでいる今、画面と目の距離は保てていますか?

目安として30 cm以上離すのが良いとのことです!

未来の自分のために、ぜひこの瞬間から実践してくださいね(^O^)

 

4年 真野

 

誤りなどありましたらご指摘くださいm(_ _)m