東京医科歯科大学医学生が解説する、東京医科歯科大学医学部の学生生活

こんにちは。

現在、東京医科歯科大学医学部5年生のK.Oです。今回、代表の松本君に依頼されこのブログに記事を書くことになりました。松本君とは中高の同級生です。今でもたまに会っています。

今回は私が通う東京医科歯科大学医学部の学生生活について書きたいと思います。



東京医科歯科大学のカリキュラム

 1年生は千葉県の市川市にある教養学部(国府台キャンパス)に通い、医学の勉強はほとんどしません。2年生からは御茶ノ水の湯島キャンパスに通い、医学の勉強が始まります。2年生は基礎医学、3〜4年生は臨床医学の講義を受け、C B T、O S C Eに合格すると、5年生から臨床実習が始まります。
 
 医科歯科大学の特徴として、まず教養課程に力を入れていることが挙げられます。どの医学部でも入学当初は教養課程があるとは思うのですが、1年間を費やす大学はほぼないと思います。講義は数学や理科、英語などの他に、人文社会系(歴史、哲学、文学、経済、美術など)も充実しており、医学生であっても医学の知識に傾倒しない幅広い教養の持ち主を目指すことが出来ます。

 また、4年時には5月ごろに臨床医学の講義が終わると、そこから約半年間プロジェクト・セメスターという期間が設けられ、自分で研究室を選んで所属し、テーマを自由に設定して研究をします。研究室は基礎系から臨床系まで幅広くあり、自分の興味のある分野の研究をすることができると思います。半年間自由に研究する期間が与えられる医学部は他にはないと思います。

 さらに、医科歯科大学は海外留学にも力を入れています。先ほど述べたプロジェクト・セメスターの期間に、希望者は海外の大学(医科歯科の協定校)の研究室に入る事が可能です。アメリカやイギリスなどの欧米だけでなく、チリやガーナなど様々な国の大学が選択肢として用意されています。6年時にも、海外の大学で臨床実習をする機会があります。英語の授業や留学を目指す有志に向けたプログラムも非常に充実しています。

東京医科歯科大学の雰囲気

 真面目でよく勉強する人が多いです(もちろん不真面目な人もいます)。学生の7〜8割は首都圏の進学校出身です。男女比は学年にもよりますが、7:3くらいで男が多いです。

 勉強に関しては、恐らく他の医学部と比べると楽だと思います(もちろん大変な時期はありますが)。試験の数も最低限だと思いますし、何よりシケタイ(試験対策委員)制度が充実しており、みんなで勉強を助け合おうという空気感があります。実際、他の医学部と比べ留年する人は少ないです。最近ですと、1年→2年で1〜2人、2年→3年で2〜3人程度でそれ以降はほとんど留年する人はいません。進級に関してはかなり緩いと思います。学校側もあまり留年者を出さないようにしている雰囲気を感じます。ですが、授業の出席はしっかり取られます。授業毎に講義室のカードリーダーに学生証をタッチして出席とみなされます。かなりザルなシステムであることは内緒です。

 サークル活動に関してですが、残念ながら医科歯科にはサークルと呼べるものはほとんどなく、基本的には部活しかありません。とはいっても医科歯科には医学部と歯学部しかないので緩いです。部活は医学部と歯学部で共通であり、看護学科や歯学科の学生とも交流が出来ます。

東京医科歯科大学の周囲の環境

 大学の立地は最高で、東京を満喫できると思います。2年生から通う湯島キャンパスは御茶ノ水駅から徒歩3分の場所にあります。御茶ノ水は東京のど真ん中です。隣には秋葉原があり、新宿、池袋などにもすぐ行けます。遊ぶところには困らないでしょう。大学の近くには飲食店も沢山あります。

 また、首都圏には医学部が沢山あります。都内だけでも13校あります。部活や医療系セミナーなどで他大学の医学生との交流する機会が多く、情報交換やコネクションを広げることができます。有名な教授の勉強会にも参加することが出来ます。

 一方で、立地によるデメリットもあります。

 例えば、大学の近くで一人暮らしをするとなると家賃は高いです。ただ、国府台キャンパスに学生寮が用意されているので、そこを利用すれば安く済ませる事もできます。

 さらに、立地の良さゆえ、湯島キャンパスの敷地はかなり狭いです。部活動をやるスペースは限られており、ほとんどの運動部は電車で30〜40分かけて国府台キャンパスまで行き練習をしなければなりません。

以上、東京医科歯科大学医学部の学生生活について書きました。いかがだったでしょうか。
少しでも志望校選びの参考になれば幸いです。
より詳しく知りたい方はオープンキャンパスや学園祭に行ってみてくださいね。


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