2020年度 名大医学部合格体験記⑤ 推薦合格 -志望についてや、大切だと思ったこと-

こんにちは。私は推薦入試で名古屋大学医学部医学科に合格しました。広島県出身で趣味は料理です。これから私の受験勉強について少しお話します。

志望時期ときっかけ

私は中3の時に名大・医・医を第1志望校に決め、何度か医学部を諦めようと思いましたが、基本的には3年間この気持ちを持ち続けてきました。

私は元々数学が苦手でしたが医者になりたいという目標を実現するため迷わず理系の道に進みました。はじめは祖父母宅のある名古屋に住みたいという理由で無謀にも志望していましたが、その後研究医になって脳機能の回復を可能にしたいと思うようになり、神経系の研究に強い名大に何としてでも合格したいと思うようになりました。

推薦入試はMD・PhDコースといって研究医志望の学生が早期に研究室や大学院に進めるカリキュラムへ進学しやすいことを知り、高2の冬に意識し始めました。

合格につながった3つのこと

それからは推薦の準備をしながらも基本はセンターや二次に向けて勉強しました。私が合格につながったと思う勉強法は3つあります。

①教科書の熟読

1つ目は教科書を熟読することです。私は公式の理由や小さな文字のコラムも理解しないと次に行きたくないタイプだったので、基礎基本は固められたと思います。センター高得点や二次の要なので教科書の熟読はおすすめです。

②本を読むこと

2つ目は本を読むことです。速読や読解力はもちろんですが、英語で単語が難しい文や国語の長文を本や新聞の基礎知識でカバーできます。私は学校があるときはあまり読んでいませんでしたが、長期休みは1日1冊ペースで読んでいました。推薦のプレゼンテーションや面接にも役立ちました。

③失敗ノートをつくること

3つ目は失敗ノートを作ったことです。高3の1学期中間テストで努力したはずなのに200点中69点を取って悔しい思いをしたことがありました。このときは理解していないのではなくケアレスミスや計算ミスで失点をしていました。

ちょっとしたミスを自分の過ちと認めるためノートにミスしたことをかき出し正の字をつけていくと自然とミスは減りテストの点数もあがりました。

受験期の心持ちについて

現役は特に時間の使い方も大切です。私は息抜きの時間はかなりありましたが、何をやっているか分からない時間を作らないことを心がけていました。

受験は想像以上につらいです。でも、苦しいほど努力したと思えることだけが本番での唯一の安心材料でした。行きたいという強い気持ちがあればどんなにつらくても頑張れます。周りに笑われても、反対されても、苦手分野でも本当になりたい自分を目指してみてください。

編集スタッフコメント

推薦入試で合格された方の体験記です。中3ですでに明確に志望を決め、高2の冬に推薦入試を意識していたことに驚きました。焦って決める必要はありませんが、早めに志望を決めることはそれだけ早くから具体的な勉強計画を立てられるほか、なによりモチベーションの維持の源となるなど有利な点がいくつもあります。

教科書の内容を大切にすること、簡単なミスを「次は気を付けよう」ではなく可視化し対策することも、忘れがちですが受験勉強をする人全員にとって大切だと思います。本を読むことは国語や面接対策としても良いですが、他の科目でも何を問う問題なのかを理解することにも役立つ習慣ですよね。

受験期の心持ちや具体的な大切なことを示していただき、貴重な体験記となりました。ありがとうございます。