2020年度 名大医学部合格体験記⑭ -自分にあった勉強法、ほどほどに頑張る-

「あと1年」の焦り

「大学受験なんて、まだまだ先の話だ」なんてのんきに考えていたら、気づけばもう1年後にまで迫っていた。こんな状況下にいる方も少なくないはずです。

なぜならこれは、僕が高校3年生になったときに強く抱いた印象だからです。このときの考え方で、受験生は2通りに分類することができるでしょう。「まだ1年ある」あるいは「もう1年しかない」僕は後者でした。

頑張りすぎることが逆効果に

焦りに焦りました。この1年死ぬ気で頑張るぞ、と決意しました。毎日学校の休み時間を勉強に費やし、家に帰れば食事と睡眠以外は机に向かう生活をしました。そして1週間後、燃え尽きました。僕は典型的な三日坊主だったのです。

まともに部活をしておらず、ぬるま湯に浸かって生きてきた僕は、とことん自分に甘い人間でした。「昨日頑張ったから、今日くらいは・・・」とか、「あと1時間やったところで・・・」とか、そういうことばかり考えてしまうのです。そんな僕にとって、頑張りすぎることは逆効果だと気づきました。思えば、それに気づいたことが、合格へとつながったのでしょう。

ほどほどに、地道に頑張る

勉強時間は自分の限界より少し短めにとる、趣味の時間をわずかながら確保する、それからはそういったことを意識しました。「ほどほどに頑張る」これが合格の秘訣でした。勿論その基準はひとそれぞれで、1日12時間勉強を1ヶ月続けるのがまったく苦ではない人もいるだろうし、5,6時間でさえ机に向かっていられない人もいると思います。僕は平日4時間、休日8時間を目標にしました。それが驚くほど続きました。

自分の趣味の時間が保証されているからやる気が出るし、「昨日頑張ったから・・・」という思考に陥ることも少なくなりました。だからといって、「まだ1年ある」あるいは「まだ半年ある」といった考えを持つことはありませんでした。常に受験は目前だという心持ちで、それでも焦らず、地道にゆっくりと受験勉強を進めました。

自分のペースでやりぬき、合格へ

模試の成績も合格圏内と圏外を行き来するような安心こそできないものでしたが、やることは変わりません。自分で決めた教材を自分で決めたペースで続け、第一関門センター試験をまずまずの結果で終え、最後の1ヶ月もこれまでと同じことを続け、無事名古屋大学医学部医学科に合格しました。

先にも述べたとおり、僕は「ほどほどに頑張る」ことが大事だと思います。決して周りのペースに流されず、自分を信じてみてください。そう簡単には裏切られないはずです。

編集者コメント

体験記を書いていただきありがとうございます!

自分にあった勉強法を試行錯誤して見つけ、継続したことが合格につながったんですね。

もし今の勉強法に違和感や疑問がある方は、いろいろな方法をまず試してみて、合っていると思った勉強法を見つけましょう!

私は計画をきっちり立てすぎてしまい、破綻するとやる気が無くなってしまうことが何度かあり、「計画を立てすぎない、それてしまったら柔軟に変更する」という方針に変えてから勉強が進みやすくなりました。

継続できないほど頑張りすぎてしまう方は、一度落ち着いて「ほどほどに頑張る」をまず続けてみてはいかがでしょうか。