2020年度 名大医学部合格体験記㉕ -大切だと思った4つのこと-

初めまして。今年度、南山高等学校女子部から名古屋大学医学部医学科に現役合格したものです。私は本格的に受験勉強に取り掛かったのが高2の冬と遅かったのですが、そこからどのようにして間に合わせたかについて僭越ではありますが、書きたいと思います。

1.基礎を固める

受験勉強の始めが遅い方は周りが難しい参考書や問題集に取り組んでいるのを見て焦るかもしれません。

しかし、まずは自分のペースで基礎を固めるべきだと思います。

私は、英語は単語帳・文法書・標準レベルの英文解釈の問題集、数学は網羅系の問題集、物理化学は基礎的な問題集、を高3になるまでに全力でやりました。この時期の勉強は「もっと早くやっておけばよかった。」と後悔しながらやっていたのでとても辛かったですが、振り返ってみると一番力になりました。

2.理科を仕上げる

理科はのんびりしていると間に合いません。理解できる状態と解ける状態に大きな差がある科目だからです。

しかし、解けるようになることのみを重要視して問題演習をすると、典型的な問題しか解けるようにならず、原理を問うてくる本質的な問題や発展レベルの問題に対応できなくなってしまいます。

1の内容と被りますが、理科に関しては特に、まずは定義を理解し、公式の導出や条件まで抑えるようにすると、後々の勉強が楽になると思います。

3.問題の取捨選択をする

入試本番でネックになってくるのは時間配分です。

私は、2学期は塾で難関大学の入試問題を短時間でできる限りの点数を取る練習をしていました。簡単な問題を素早く解き、差のつくレベルの問題に時間を費やす。

また、合否にかかわらない程難しい問題には手を付けない。これは受験のテクニックなので、数か月練習すればすぐ慣れてきます。実際、今年の名大物理は難化しましたが、問題を見分ける練習をつんでいたおかげで、かなり助けられました。

4.メンタルケア

最後に、メンタルについて書きます。

南山女子部は難関大学を目指す方が多く、寒くなるにつれて皆疲弊しクラスの空気がどんよりしてきます。私もかなりメンタルを病みました。

そのような状態で支えてくれたのは、家族・友人・周りの大人の方でした。(受験期は家族と衝突することも多かったので有難さよりも申し訳なさのほうが勝ってしまいますが……) 同じ塾で友人が自習していたため、すべてが嫌になっても〇〇〇〇に会えるなら塾に行くか。という気持ちで乗り切れました。一緒に笑いながらご飯を食べてくれたので、かなり精神的に楽になりました。

以上です。大学受験は体力も精神も辛くもう二度とやりたくないですが、多少は成長できたと感じます。 支えてくれる方を大切にしてください。 最後まで読んでくださり有難うございました。

編集者コメント

合格体験記を書いていただきありがとうございます。すべて間違いなく大切なことだと思います。

筆者の方と同様に、高校2年生くらいで「これから受験勉強を本格的にやりたいけど、どうしたらいいんだろう」と考えている方にとくに読んでいただきたいです。